2010年02月09日

治す気の無い肩コリと、治す気の有る肩コリ

100223a.jpg

肩コリでマッサージを探してやって来る人と、肩コリで整体・カイロを探してやって来る人とではまるで違う。

後者は “治してくれるところ” を探してやってくるが、前者は “揉んでくれるところ” を求めて、探してやってくるのだ。

客観的に物事を考えられる人間であればお気づきであろう。


『なかなか良くならない』という事は、症状に対して的確な処置がまだなされていないからだ。

その多くの場合、答えはシンプルである。


“自分の気持ちが求めているモノと、身体が求めているモノがズレているから” だ。


過敏・敏感になり委縮しているような肩コリは、揉んで刺激は適切では無い。 だが、本人は揉んで欲しい。 次の日すぐまた悪くなるにもかかわらず、揉んでくれるところを永遠に求め、探す。 まぁ、それでも本人は来るのだから、黙って揉んでいればイイ商売だが。

治し方は様々ある。 だから指圧もあれば針もあり、ほぐす事もあれば矯正する事もある。 ジプシーのように院を渡り歩く患者ほど、他より多く言い分はあるらしい。 が、上記の通り答えはシンプルだ。

欲求・不満を口に出さなきゃ、主張しなきゃ損のように思う輩が多い現代。 “身を任す度胸と続けてくる根性、どちらも無きゃソリャ治らん” と小生ならキッパリ言うがな。

2010年02月07日

水分補給とうさぎ跳び

100207a.jpg

ネット検索オタクで、自分自身の頭を全く使えていない人間が多い昨今、本当に有益な情報かどうか全く精査など出来ている訳が無い。

小生が昔からよく言う話に“水分補給”ネタがある。 昔は『バテるから運動中は水飲むな!』だったが、今では真逆でどんどん水分補給をしろという。

果たして本当にそうであろうか?

例えば“発汗”。 汗はなぜ出るのであろう? いくつか理由はあるが、一番分かりやすいのは“体温調節”である。 もしも何も考えず常にガンガン水分をを摂取すると、身体の中ではどんな事が起こるのだろう?! 

汗をかく前に、水分摂取で体内温度が下がる。 それを常に繰り返す。 自分で体温を下げる、調節する為の反復が損なわれるのだ。 水分補給のうわべだけのメリットだけを考え、デメリットの可能性など全く考える事など出来やしないのだ。

そもそも水分は何の為に摂取するのか? 本来、熱中症・熱射病・日射病の予防の為出る。 上記病態によって、異常発汗等をし、脱水症状を起こす。(一部例外はあるが)

熱中症・熱射病・日射病の予防であれば、先ず湿球・乾球温度管理が絶対だ。それをせずして水分補給だの、愚の骨頂である。 それ以前に熱中症・熱射病・日射病を理解・説明できないようでは会話したくもないが。

“うさぎ跳び”もそうだ。 何故悪いのか? 辞めた事によるデメリットだってあるのだ。 

予想外に長くなったので、うさぎ跳びに関しては後日書きたいと思う。


とにかく耳や目に入った情報だけではなく、自分の頭を使ってくれ、諸君!

2010年02月06日

靱帯損傷とビタミンC

100206a.jpg

リハビリ期間中に注意しなければならない食事として、全体摂取量はもちろん、高タンパク、低脂肪などがあるが、今回は靱帯損傷、とくに “ビタミンC” について触れてみたい。


そもそも人間は筋肉だけではなく、皮膚・髪の毛・骨・血液のヘモグロビンの材料など、人間は頭の先から足の先までタンパク質で出来ている。 当然治癒を考えたらタンパク質は最重要栄養素になる。 さらにカルシウムは骨の素材となり、軟骨の素材成分ではコレーゲンが大切になる。

コラーゲンは体内生成されるが、その素材は “タンパク質” と “ビタミンC” である。 しかし多くのスポーツ選手は基準ビタミン摂取量を満たしている事は少ない。 これは一般人も同じである。

ビタミンCの吸収は、一度にとった摂取量、食後と空腹時、個人差も大きい為、具体的にどれだけの差があるかというのがなかなか明言しにくい。 ある非喫煙者を対象にした研究では、食後に各摂取量を摂取した時の腸管吸収を測定したところ、100mgでは80~90%吸収されたが、5,000mgでは20.9%と一度に多く摂取した方が “吸収率” は下がったらしい。 しかし、 “吸収量” としては、5000mg摂取の方が多くなるのである。

日本人の食事摂取基準(2005年版)では、上限量(過剰摂取による弊害を起こさない摂取量)は特に定められていない。しかし、一度にg単位(2000mgなど)摂取すると下痢を起す場合がある。 報告によると、ビタミンCを摂った事のない人が、空腹時に一度に1g以上摂取すると下痢を起こすことがあり、また、2g以上では下痢を起こす人の割合が増える。

そのようなことから日常的に摂取をを心掛ける。 例えば果物でいえば1食につき100~150gとか、オレンジジュースであったら200ml程度を毎食取り、体内に絶え間なく補給し続けることが大切なのだ。 だが、分かっていてもなかなか出来ないモノである。 そこで、個々に合わせて上手にサプリメントのアドバイスまで出来て初めて“ケア・アドバイス”なのである。やみ雲に摂れば、勧めればイイってモンでは無い。 その辺はご承知の通り、小生の得意分野なのだ。  あとは来院時にでも。

2010年02月05日

パーソナルランニングでダイエット

web.jpg

いよいよ今月より始めました、“パーソナル・ランニング”。

プライベートで、その人に合わせて、楽しく、院長が¥500-で一緒に走ります。(笑)

さっそく今朝も走って来ました。

キッチリ一時間のランニング。 所々まだ雪の残る自然の中を一緒に走りました。

一本に道を入ると、別世界の自然が残るところがこの近隣の素晴らしいところ。 小生的にはタイム狙いでガツガツ走るのは20代で卒業したので、あくまでも “ゆっくり、楽しく、どこまでも” がテーマです。

また来たくなる、走りたくなるコース取りが重要なんです。 それが一番効果的なんです。 お陰で今月すでにマイナス2kg達成デス。

コレマタ通年企画ですので、奮ってのご参加お待ちしています。

2010年02月04日

30才過ぎのスポーツ障害

010204a.jpg

遥か昔、自分の30代を振り返る。

やはりまだまだ気持ちは20代。 現実はどんどん気持ちと身体のギャップが増えてくる。


ある社会人野球名門企業の役付けの人に、会社側は何歳まで選手として認めるのかと尋ねたら、 “27歳迄だ” とキッパリ即答された。
そこが方向を変えねばならぬ、企業人としてリミットの限界だそうだ。 会社員として残るなら野球を辞めなさい、野球をやりたいならウチを辞めなさいと言うらしい。 大多数の選手は引退し、『お陰さまで会社に残るよ』とにこやかに話していた。 小生もその方が賢明だと思う。


では現実的な肉体の限界はどこかと言うと、“31~32歳”だと小生は思う。 そこまでは、まだ何とか20代のイメージでやっていけるが、33~34歳と、“34”という数字が視野に入ってくる世代では限界である。

テレビで様々なスポーツ選手を見てみると、怪我や障害で引退するのがおおよそその世代という事に気がつくであろう。

スポーツを続けていく為には20代とは違った努力と意識、姿勢が無ければならないのだ。 それはスポーツ選手に限った事では無い。 

選手・一般人かかわらず、怪我をしてやってくるスポーツ愛好家のほとんどが自己流、もしくは低い意識なのだ。 もちろん、怪我をしなくとも理想的な成果など出るはずの無く、自己満足で終わってしまうのだ。 スポーツを“欲求を満たすための一手段”だととらえている大人がいるうちは、日本のスポーツ界の発展、子供たちの将来は今となんら変わらないであろう。

ウチでは完璧な指導を心掛けている。 それは種目や設備などと言う低次元な話では無い。 治療・医療、ケア、パワー・スピード、コーディネーション全てを提案する。

町でバイトで入会金ゼロ円で自己流で。


結果は半年も経たないうちに出るだから。

2010年02月03日

妊婦さんって癒されます

100103a.jpg

こんなネタは、女性層・主婦層を狙っているようで嫌らしくもあり、照れくさくもありで、書かないネタ上位ランクなのだが、やっぱり昔から妊婦の患者が何故か多い。

しかも半数以上が割と安定期前から。

アレやっちゃいけない、コレはマズイ、ソレは身体に良くないと、理恵ウンヌンなら何もしないで毎日お祈りしている方がイイな。


来たいと思っている患者さんが求めているモノ。


これはどの患者にも共通しているのだが、本人が求めているモノを提供したから治るという事では全く無い。 むしろ中々良くならないと言う患者ほど、自分の心が求めているモノと身体が求めているモノが大きく違っているのだ。

そう言っても、妊婦さんは心身ともにデリケートな時期。 気持ちの負担を最小限にしたうえで、身体活動レベルを極端に下げぬよう留意し、QOLの向上に努めた提案をしっかりとしなければならない。

昨年一昨年と双子ちゃんの妊婦さんも続き、先週もお一人ご出産されたと思ったら、今週もまたお一人来院。 常に3名はいる状態か。  難しいが、その母としての変化がとても人として勉強になり、逆に癒されたりもする。

先日もお二人目のご予定で、お一人目が予定日を過ぎての出産だったという事だったので予定日10日ほど前から、更に細かく話し合いながら方向性を微調整。 もちろん結果はドンピシャリ! お一人目が早産だった人には、これもまた過去に微調整でドンピシャリで。

よく後輩に、『妊婦の治療はどうするのか?』と尋ねられるが、通常以上に患者との対話を重んじると話す。 その意味がわかるのは、十人に一人ぐらいか。


とにかく知識・技術で治るのなら、皆病院・薬でよくなり、我々のようなところへはやって来ない。 シンプルで深いところ。 患者さんの方がよくわかっていたりするのだがな...

Powered by
Movable Type 3.36