アルツハイマー機能低下における作業療法

米インディアナの大学で、アルツハイマー病患者に対して作業療法によっての機能低下予防効果を二年間にわたり、研究調査した。

正直小生は、理学療法より作業療法の方が好きであり、もし何か一つ資格を取れと言われたら、迷わず作業療法士を選ぶだろう。 過去小生の出会った作業療法士が皆とても人間的に素晴らしかった事もあるのだが。

残念ながら今回の研究によると、在宅患者の初期治療に作業療法を取り入れてもアルツハイマー病に伴う機能低下を食い止めることはできなかったという。

疾患の生物学的な経過を変えることはできないが、環境面のサポートを増やせば、患者は自宅で長期間、安全に自立して過ごすことが可能であり、作業療法がアルツハイマー病の管理に有用であることに変わりはない。 作業療法の目的は、介護する家族がこのような問題に対処できるよう支援することであると研究者の先生は述べていた。

目の前の数字やデータでは無く、一番大切なモノのケアを出来るのが作業療法だと、小生は改めて思う。

自覚できない睡眠不足

現代人の多くが自覚できない潜在的な睡眠不足のリスクを抱えており、本人が気づかないところで健康への悪影響を長期にうけてしまっていると、日本の医療研究チームが報告していた。

日本人の睡眠時間は長すぎても短すぎても糖尿病やうつ病などのさまざまな健康リスクを上昇させるとし、睡眠不足の解消は空腹時血糖値やインスリン分泌能などの内分泌機能の改善につながることからも、無視できない生活習慣因子であると述べられていた。

今回の研究では、参加者の自宅での習慣的な睡眠時間は平均で7.37時間(7時間22分)であったが、結果で推定される必要睡眠時間は平均8.41時間(8時間25分)で、習慣的な睡眠時間とは平均で1時間の差があることも判明したそうだ。

また今回の研究中の睡眠不足解消で眠気の改善だけでなく、先にも記載した空腹時血糖値も低下し、インスリン分泌能(HOMA-β)が増大するなど内分泌機能が改善することがわかり、それ以外に甲状腺刺激ホルモンや遊離サイロキシン濃度の上昇、副腎皮質刺激ホルモンやコルチゾール濃度の低下も見られたという。

なんだか難しい事はコレ以上分からんが、十分な睡眠は大切よって事で。

ダイエットコーラは正義か悪か。

最近もなんかのニュースでダイエットコーラがやっぱり悪い!という記事を読んだ。 まぁそりゃ全般、一般的に言やぁそんな炭酸飲料飲まなきゃイイのだが、それでも飲みたくなるってのが世の常。

そんな記事とは真逆な記事も、コレマタ最近米国から。 

砂糖入り炭酸飲料を毎日1缶飲んでいると、2型糖尿病の「前兆」である糖尿病前症を発症するリスクが劇的に上昇することが分かったというのだが、ダイエッ系のト炭酸飲料を飲んでた場合、毎日飲んでもリスク上昇はみられなかったんだという報告。

中年成人1,700人弱の14年間のデータを分析した結果、砂糖入り飲料の摂取量が最も高かった群(約350ml平均週6回)は、他の因子を考慮しない場合、糖尿病前症のリスクが46%高かったそうだ。

どうやらこれにも米国でも色々意見はあるようだが、砂糖入り飲料は止めてダイエット飲料にする方がまだマシって話で良いのではである。 がぶ飲みは論外ダヨ。

キウイ栽培地でのキウイアレルギーは?

キウイ栽培地でキウイアレルギーの調査をした話。

ちょうど先日、患者さんから自家栽培のキウイを頂いたところ。 「先生、キウイはアレルギー大丈夫?!」と言われたばかり。 ウルトラスーパー大丈夫とキッパリ。

キウイが多く栽培されている地域(トルコ黒海地方、リゼ県)の児童(6~18歳)におけるIgE依存性キウイアレルギーの有病率と臨床的特徴を調査したらしい。

それによると、親が推定した児童のキウイアレルギー有病率は0.5%であったのに対し、実際確認されたキウイアレルギーの有病率は0.10%であり、それは親の認識(0.5%)とは一致しなかったという。 

今回の研究は当初の予想に反して、キウイ栽培が盛んで消費量も多い地域にもかかわらず、キウイアレルギー有病率は、低い値を示したと研究者は述べていた。

アレルギーってまだまだ不思議で難しいものですナ。

師走

師走

ヤバいね!マズイね!!もうひと月切っちゃったよ!!!

"師走"

12月は仏事で坊主も慌ただしく駆け回るから、師匠も忙しく仕事を納めるから、という事で師走。 まぁ何にせよ、慌ただしなってもらわなきゃ、それはそれで困る。 しかし、我々のような仕事は、寒くて出歩かないし動かないし、怪我しないしで、基本ヒマ。 年末年始は所要・行事でケアもおざなり。

だから来るんですわ! ぎっくり腰。 残念ながら昨日もチラホラとね。 プチフライングですわ。

正月またいでのぎっくり腰も2年に一回、一人いる。 何だかこちらの方が申し訳なくなってくる。

概ね3カ月90日で、カラダは諸々再構築で改善で痛みも消えて。 だがこれからの3カ月間はどんどん寒くなる3カ月。 当然暖かい3カ月より治りは悪い。 忙しいのは分かるのだが、安全と健康は何よりも優先するモノ。 皆さまご自愛くださいナ。

コンピューターVS医師

米国医科大で、コンピューターと医師の診断対決をしたそうだ。 対決では無くて研究なのだが、やはり当然だが、まだまだ人間の医師の方が優れているようだ。

医師234人と23種類の症状チェックプログラムを対象として、仮想の患者45例を提示し、何の疾患かを判定するよう求めた結果、コンピュータプログラムに比べて、医師は初回で正しい診断に至る確率が2倍であり、その差は複雑な症例になるほど広がったそうである。  

人間の医師が72%の確率で直ちに正しい診断を下したのに対し、症状チェックプログラムは34%程度。 診断名の候補を3つまで挙げることができる条件でも、人間の医師はコンピュータより優れており、3つのなかに正しい診断が含まれていた確率は、医師では84%、プログラムでは51%であったそうだ。

分かりやすい、具体的な例があったので一部コピぺしてみるが、結膜炎や副鼻腔炎などの比較的単純な疾患では、正答率はコンピュータが40%で、医師は65%となり、さほど差は開かなかったのだが、極めて複雑な健康問題になると、正答率はコンピュータで24%、医師は79%と、人間の医師が3倍の成績を達成したという。

ん~、SF映画のように機械当ててピッ!っと分かるようになるのには、まだまだ時間がかかりそうである...

風邪に負けない身体

ウチは昔から働いている人が一番対象の患者。 駅前でウジャウジャ年寄り取り合い戦線にはハナっから参戦していない。 そんな都合、毎年これからの半月はどの会社も慌しく、予約の変更キャンセルも多いのだが、急に痛めてやってくる患者も多い。

ぎっくり腰は毎日のようにだが、風邪や咳、花粉症も。 先日はヤケドも診てくれと。 まぁ、馴染のご近所さんは昔からソンナンだけど、ほぼほぼナイショですわ。 

他人の事は言えんのですが、患者と話していて一番気になるのは、やっぱり食事。 皆忙しいのは分かるのだが、バランスが悪い。 ってか肉不足、パワー不足! 食わなきゃ弱りますわ!!

って事で今日はイイ肉(11月29日)の日。 イイ服の日でもありますので、皆さま寒くない格好でお出かけくださいマセ。

世界の血圧40年

1975~2015年の世界200ヵ国における血圧値の動向を調べたなんて凄い。

それによると1975~2015年の間に、高血圧症の人の数は5億9,400万人から11億3,000万人に増え、血圧高値の傾向は高所得国から低所得国へ移行し、低・中所得国で大きな増加が認められたそうだ。 だが一方で、南アジア、サハラ以南アフリカ諸国の最貧集団では血圧高値の増加傾向はみられず、また中央・東欧諸国では血圧高値が依然継続しているという。

研究者によると世界の高血圧症の増加は、人口増加と高齢化による増加と、年齢別罹患率の低下による減少を総合した結果と考えられた事らしい。

ちなみに2015年の世界の年齢調整高血圧症有病率は、男性が24.1%(同:21.4~27.1)、女性が20.1%(同:17.8~22.5)、4~5人に一人は高血圧と言う事だ。決して対岸の火事ではない。 ラーメンは自粛せねばだ...

ダカラその骨盤矯正写真、下手だって!!

イヤイヤイヤ、ホントに駄目だって!危ないって!!

昨日も自宅ポストに入ってましたわ、近所の肩揉みチェーン店接骨院の広告が。 超駄目駄目な骨格矯正写真が、バーンッ!と大きく載ってるヤツ。

イヤ本当にマズイんだって。 カイロの学校出たての子だって、あんなに下手にやらないんだって。 書いててコッチが心臓バクバクするぐらい。

カッコよく俺は治療してるんダー!ってイメージなんだろうけど、あれは治すどころか損傷させるやり方だし。 そんなやり方平気でやってるぐらいだから、診察も診断もあったモンじゃないだろうし。 きっと張ってますね歪んでますねで、脚の長さでも診ただけで、ハイ横になってバキッで音が鳴ったからホラねっ!!と意気揚々なんだろう。

勿論患者も可哀そうだが、そこに勤める若いスタッフたちが可哀そう。 未熟で何も知らないから信じちゃてるだろうし。

カイロの学校2、3年行って卒業して、更に院に2、3年勤めてやっと患者にやらせてもいいレベル。 小生たちが合格点だせる骨格矯正のレベルはそういうもん。  上手い下手は色々行ってる患者の方が良く分かっているのだから。

運動の好き嫌いは遺伝するか?

動機づけや喜び、幸福感に関連する神経伝達物質であるドパミン。 多くの人は運動により脳内のドパミンレベルが上昇することで精神的な報酬を得る事が出来る。

先日米国で運動するよう言われたときに、ジムでトレーニングするか、ベッドにもぐりこむかは、その人の遺伝子に左右される可能性が、新しい研究で示唆されたというレポートがあった。

運動・トレーニング好きの米国人のように思われるが、十分な有酸素運動を行っている成人は約半数、推奨される筋肉トレーニングと有酸素運動を併用している人は僅か20%、そもそも米国成人の3分の1はまったく運動を行っていないという。

健康的で活動的なラットと不健康で非活動的なラットを用いた基礎研究、3,000人強の成人を対象とした臨床研究で、ともにドパミン活性に関わる遺伝子に違いがあることをわかった。

しかし研究者は「遺伝子は非常に重要な要素ではあるが、変えられないものは何ひとつない。運動から喜びや報酬を得られるように脳内のプログラムは書き換えられる」と述べ、「運動を義務だと思うと、継続する理由がみつけられない」と説明するしていた。

また、解決策として心から楽しめる運動をみつけること、他の人と一緒に運動することの2点をあげてもいた。

個人的に好きな言い回しが多かったので、ほぼほぼコピぺになってしまったのだが、研究が進み諸々解明される事は素晴らしいが、それ以前に一番大切な事は既に目の前にある事なのである。 理論を論じるのは研究者。にわか知識で講師をする自称治療家人間には小生は絶対近づかぬがな。