高い平熱はガン発症の確立がね。

正常体温は、加齢とともに低下し、正常体温が高いことはがんの発症やBMIの増加と関連する可能性があるという研究報告が、米国から。

米国の大規模研究病院の電子記録のデータセットを用い、2010~12年に病院の救急部および外来を受診した患者を同定し、これらの患者の2009~14年の体温測定を含む外来受診データ37万4,306件を収集。  このうち、感染症の診断を受けていないか、抗菌薬を処方されておらず、体温が正常範囲内と予測される患者3万5,488例(体温測定:24万3,506件)を解析の対象とした。

研究によると、ベースラインの平均体温は36.6度、3次医療施設で治療を受けた患者の1年死亡率は6.2%、体温は加齢とともに低下し、年齢が10歳高くなるごとに0.021度低くなった。白人男性と比較して最も体温が高かったのはアフリカ系米国人女性で、0.052度の差が認められた。 また、がんは、体温が高いことと関連が認められたのに対し、甲状腺機能低下症は、体温が低いことと関連した。さらに、BMIの1単位の増加は、体温が高いことと関連したそうだ。

一方で、これらの因子で説明可能な体温の範囲は8.2%にすぎなかった。 体温の0.149度の上昇ごとに、1年死亡リスクが8.4%増加したことから、残りの説明不能な体温の範囲は、死亡の有意な予測因子であることが示唆されたという。

説明不能な体温の範囲と死亡との顕著な相関は興味深く重要だと研究者の先生は述べていた。 かかりつけの院で体温が高いと言われている小生としてはムムムで、興味深い内容である、  としておこう...

患者と一緒に走ります、登ります!

選手を指導するとき、投げ方も走り方も見ないで指導しますか?! あり得ないでしょう、そんな指導者。 自分が選手の立場だったら嫌でしょう~

治療も同じだと気が付いたのが、独立して数年経ってラボをオープンさせてから。

次へその先へ、患者を前へ進ませるなら、ともに前進せねばと気が付いた。 そしてランニング講習やプチトレラン、日帰りトレッキングに尾瀬一泊。 富士登山なんか患者つれて四回も。 普段見えてこない事が色々沢山見えてくる。

今朝は患者と小一時間早朝ランニング。 ともに前に進もう。 その一歩先へ。

女性の卵摂取量と死亡率

ウチの身うちにも居るんですわ、無類の卵好きが。

日本の研究グループが、脳卒中・心筋梗塞の既往のない30歳以上の女性4,686人(平均年齢52.8歳)を15年間追跡した結果、日本人女性において、卵の摂取量が年齢調整後の血清総コレステロール(aTCH)および全死亡と関連したと報告していた。 また別の研究では卵の摂取量とがん死亡・全死亡との関連が示されたという。 だが男性は関連していないそう。

これらの結果から、卵の摂取量を減らすことが、少なくとも日本人女性にとっていくつかの明確な健康ベネフィットとなる可能性が示唆されたとしていた。

1日1個群に対する1日2個以上群の比の結果とか、週1~2個群のがん死亡は1日1個群よりも有意に低かったとか。女性のみなさん、食べ過ぎご注意である。

ランニングオヤジ

トライアスロンを明け暮れていた若い頃、ランニングだけミョーに速いオッサンの事を "ランニング親父(オヤジ)" と皆で読んでいた。 ランニングの練習では先頭切って速いんだけど、トライアスロン本番となると、てんでペケ。 人の楽しみなんて人それぞれだから、他人がどうとかこうとか大きなお世話だが、バランスが悪い。 若い頃、それが理解できなかった。 まさにその "オヤジ" になった今日この頃、ワカルわ~~ってつくづく思う。

若い頃は何事においても興味、好奇心旺盛なのだが、 何故だろう、こう歳とると視野が狭いと言うか、トコトンのめり込み、ドハマリすのだろうか?! もっとこうすれば速くなる、良くなるのに聞く耳持たずで。 まだ女性の方がバランス良いね。 ま、女性はフィットネスオバさんになったりするケドね。(笑)

人間歳とると頑固、偏屈になると言うが、肩の力を抜いてユルクいきたいモノだ。

高強度な運動を行うほど死亡率低下のお話し。

日本の国立がん研究センターからの研究報告。 身体活動の制限がない50~79歳の8万3,454人を10年間追跡調査。 

運動のガイドラインをWHOの基づき、1)ウォーキングなどの中強度運動を週150分以上、(2)ジョギングやサイクリングなどの高強度運動を週75分以上、(3)これらを組み合わせた同程度の身体活動とし、総身体活動量に占める高強度運動の割合が30%以内の場合を「高強度運動を少し行う」、その割合が30%を超えた場合を「高強度運動をかなり行う」と定義。

調査回答から(1)中強度運動が週150分未満または高強度運動が週75分未満群(対照群)、(2)中強度運動(週150分以上)のみを行う群、(3)中強度運動+高強度運動を少し行う群、(4)中強度運動+高強度運動をかなり行う群の4群に分けて、それぞれの死亡率を対照群と比較したそう。

その結果、男性では対照群と比べて中強度運動に加えて高強度運動を少し行った群では死亡率が22%、高強度運動をかなり行った群では26%それぞれ有意に低下していた。また、中強度運動のみを行った群と比べて高強度運動もかなり行った群では死亡率は19%低下し、女性では対照群と比べて中強度運動のみの群で死亡率は22%、高強度運動を少し行った群では34%、高強度運動をかなり行った群では36%それぞれ有意に低下していたという。

週150分ってことは1時間弱を週3回、うぉ!健康的だわ、コリャ。 今年こそわ!!デスな、皆さん。

雨が降ると膝痛い、関節痛い患者は増えるのか?

気象条件の変化で関節痛や背部痛の症状が増悪すると言われているが、気象パターンと関節痛の関連を検討した研究が米国から。 155万人以上の米国人高齢者のデータを解析した結果、降雨と関節痛や背部痛による外来受診に関連はないことが明らかになったと言う。

2008~12年に一般内科医の外来診療を受けた65歳以上の155万2,842例、疾患(関節リウマチ、変形性関節症、脊椎症、椎間板障害、その他の非外傷性関節障害)に関連した関節痛または背部痛による外来受診の割合を、雨が降った日と降らなかった日で比較。 結果、関節痛または背部痛患者の割合は、降雨日のほうが非降雨日よりも低く、予想とは逆の結果が示された。  しかしその差は小さいため、臨床的な意義はないとも述べられていた。

まだまだ関連性の可能性はあるそうなのだが、実際はこんなところだろう。 良くも悪くも病は気からである。

此処でなければと言う思い

ラジオもあればテレビもある。ましてや昨今パソコン、ネットがあるのだから、実際を見ずも物事を理解する事が出来る。 見る前に絞り込む事が出来る。

通販なんて良い例だが、一昔前など現物見ずに物を買うなんてあり得なかったが、現在では普通。スポーツ用品であっても通販。 多くの者が可笑しなものを掴まされない、騙されないスキルが身についている。 

此れ!と決めたらブレずにまっしぐら。 此れで無ければ、此処で無ければと。後は確定させる為の努力を最後に。 これは診察と診断のスキルと同じ。 検査は事前に出した診断を確定する為に使うに過ぎない。 何も考えす、先に診断出来て無いのに検査が先は無い。 まぁでもよくあるわな、先にレントゲン撮ってきて!的な。

顧客はこの商品、この店と言ってやって来るが、其処で働く者はどうか? 本当に此処で働きたい!と思って働いているのか?! まぁ患者でも取り敢えず電話かけてみたと言う人間が稀にいるが。

絶対此れが、此処が自分にとって必要なのだと言う思い。 何事もその思いと同じだけ相手も答えてくれる。 最後は人間性。 世の中必ず誰かの手助けで成り立っている。 ネットで簡単にブロック慣れしてるようでは、自分も必ず何処かで誰かにブロックされているのだ...

小生は絶対、歳のせいとは言わぬ。

平均年齢67歳249人を食事療法のみの群、食事療法+週4日の筋力トレーニング群、食事療法+週4日の速足ウォーキングの有酸素運動群の3つの減量プログラム群にランダムに割り付け、高齢者に最適な減量方法を調べた報告が米国から。

特に高齢者では体重の増えすぎは体力低下や身体障害をもたらす原因となり得る。 しかし、食事療法のみで減量を試みると、歩行や自立した生活を維持するために必要な筋肉まで失われてしまう恐れがある。 今回の研究で高齢者が食事療法に合わせて筋力トレーニングをすると、有酸素運動をした場合に比べて、脂肪量を減らしつつ筋肉量を維持できるという結果が明らかになった。

今回の研究で、18カ月後では、体脂肪量の減少は食事療法のみの群の4.5kgに対し、筋力トレーニング群では7.8kg、有酸素運動群では6.8kgと、いずれも有意に大きく減少していた一方で、除脂肪筋肉量の減少は筋力トレーニング群で0.8kg、食事療法群でも1.0kgにとどまっていたのに対し、有酸素運動群では1.6kgもの大きな減少が認められたという。

除脂肪筋肉量が減り過ぎると、高齢者では身体障害リスクが上昇すると考えられるとした上で、脂肪の減少と筋肉の維持を目標とするならば、筋力トレーニングが最適であることが示されたと今回の研究で研究者の先生は結論付けていた。

高齢者では体重の減少に伴い脂肪だけでなく骨や筋肉も失われるが、体重が増えるときには脂肪から増える傾向があるため、減量後に体重がいくらか戻ってしまったときの保険としても筋肉の維持は重要だそうだ。 年齢のせいで片づけるのでは無く、年齢にあった、その人にあったカリキュラムを真剣に作らなければならないのである。 ナンチャッテやっつけ指導撲滅である。

当院は丁寧に問診しますとみんな言うけどね、

診る側は「当院は丁寧に問診します」といい、診てもらう側は「話をよく聞いてくれるから」という。 問診、会話すら無けりゃ論外だが、話をすれば聞けば答えが出て解決するなんて、世の中そんな安直な構成で成り立ってはいない。

問診にもスキルと言うものがある。 小生自身、まだまだ未熟で修行中であるのだが、以前救急の医師の研修で、若い女性が激しい腹痛でやって来るケースを聞いた事がある。

そのケースでは子宮外妊娠を疑ったケースだったのだが、患者本人に妊娠の有無を確認するのだが、「妊娠してますか?」などとは絶対尋ねてはいけないと言う。 そう尋ねると多くの患者が「していない」と答えるそう。 そうでは無く、「貴方は、妊娠の可能性を、100%否定できますか?!」と尋ねるのだと言う。 すると患者は「出来ない」と答え、それによって今後の検査治療が大きく変わるのだそう。

何をどのように、そしてその有無なのか可能性なのか、何を聞きたいのかの尋ね方で患者の答えが大きく変わるのだと言う。

話せばわかると言うが、子供の学級会では無いのだ。 本当のスキルを身につけてもらいたい。

ラントレ

ラントレ

そうそう、ランニングトレーニング、ラントレ。 ガチなラントレでは無くて、ある意味本気の本当のラントレ。

一分一秒縮める為のガチなラントレは逆に普通。 普段から昔から実業団や駅伝君、当然小生自身もさんざんやった。 では無くて、走ると言う事を本質的に考えたトレーニング。 やり始めたんですわ、今年は自分で自ら。 

少々訳あって今月末に急遽出る事になったマラソン。 患者10名ほど巻き込んで。 先日も早朝20km弱走ってみたが、見事途中でコメダのモーニング食いに入っちゃったし。 まぁ、補給エイドと言う事デ。

自虐的な話は置いといて、他人に組んでも意外に自分自身ではしっかり組み込んで取り組んだ事が無い本質的なラントレ。 痛みを治す事が出来る、治す勉強をしてきた者だから組める本当のラントレ。 筋肉鍛えて膝・足の痛みが治せるのなら、世の中医師などいらない。 治す勉強、それをせずして 「此処鍛えれば膝治りますよ!」 などと言える方自体愚問であり、それを信じる事の方が疑問。

だが実際はこの手のトレーニングほど、多くの愛好家はやらない。 都心の小奇麗なジムで時間と金に余裕のある者が、肩書やキャッチに惹かれてやるぐらい。 他はまずやらない。 だから次のステップへ行けず、結果タイムが対して伸びない。 

今年は更に基本に立ち返ってやらねばである。